最悪のデートご飯3選
カレーパン
口につきにくさ :★
崩れにくさ :★
ニオイの残らなさ:★★
彩の良さ :★
はさまらなさ :★★
口の開きの小ささ:★★
子どもも大人も大好きなカレーパンだが、残念ながらデートにおいては絶対に避けるべきという検証結果が得られた。特にあの周りのチリチリが、あれがいけない。もちろんカレーパンの美味しさの要であることは重々承知しているが、あれは手だの口だのあらゆるところに付着する上に、小さいから拭いきれない。洋服にでもついたら最悪である。
全体的な油で唇がテカテカになるのを利用して色っぽくできるという考えもあるが、どうせテカテカにするならリップクリームを使うべきだ。
イカ墨パスタ
口につきにくさ :★
崩れにくさ :★★★
ニオイの残らなさ:★★
彩の良さ :★
はさまらなさ :★
口の開きの小ささ:★★★
なかなか珍しいメニューではあるし、せっかくだからあの独特のコクと匂いを味わいたい気持ちはよくわかる。しかしこの溢れんばかりの「全てを染め上げる」意思に敵う者は誰もいないのだ。流行りのティントなんて目ではない。「口の中がすごいことになってるよ」と、デート相手が笑ってくれる関係性が築けるまで、控えた方が無難だろう。
ガーリックシュリンプライス
口につきにくさ :★★
崩れにくさ :★★★
ニオイの残らなさ:★
彩の良さ :★★★★
はさまらなさ :★
口の開きの小ささ:★★
一風変わった料理だが、一般的な食料品店で販売されていたことを加味して採択された一皿。近ごろ流行りのエスニック系統として実食したが、よくよく考えればガーリックシュリンプはハワイのソウルフードである。
さて、この謎の料理だが、見た目はおしゃれで可愛らしい。赤いエビが白いご飯に映えて食欲をそそる風貌だ。しかし一口食べれば最後、強烈なニンニクの香りが口を支配するとともに、殻ごと調理されたエビをバリバリと噛み砕くことになる。味は良いのだが如何せん匂いと音が不適切極まりなく、凄まじいギャップにやられる人は多いのではないだろうか。
以上が最悪のデートメニューたちだ。もし機会があれば、参考にしてほしい。念の為申し添えておくが、上記のメニューはあくまでもデートには適さないというだけで、友達や家族と食べる上では全く問題ない。ぜひもりもり食べてもらいたいところである。
なおこちらでは、レバニラ定食、クラフトハンバーガー、スタミナラーメン、焼き魚(骨あり)、あんかけ焼きそば、ピザ(カットされていないもの)、サンチュで巻くタイプの焼肉、納豆&キムチをトッピングした牛丼などが候補として挙がった。