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文豪たちが通った離島に佇む、「文学」がコンセプトのゲストハウス
東京には11個もの離島があるのを知っていますか? その中でも、都内から一番近い距離にあり、竹芝港から高速船で最短1時間45分で行ける伊豆大島には、文学にゆかりのス... -
諦めや憂鬱を歌うロックバンド・yonigeの歌詞が祈りである理由
疲れたとき、落ち込んだとき、あなたはどんな音楽を聴くだろう。アップテンポなファイトソングもいいけれど、背中を押してくれるはずの前向きな言葉すらも、自分を追い... -
ゲイバーを拠点に創作活動、同人誌発行など行う「二丁目文芸部」が描く新宿二丁目と人々
新宿二丁目、言わずと知れた世界屈指のゲイタウン。その一角にゲイミックスバーA Day In The Life(以下、アデイ)がある。アデイでは、「二丁目文芸部」という文芸創作... -
「演劇翻訳」ってどんなお仕事?現役の演劇翻訳家に聞くお仕事のリアル
演劇翻訳家という職業をご存じですか。異国の言語で書かれた台本を、日本語での公演向けに翻訳するのが役割で、優れた言語能力だけでなく、世界観を忠実に再現するため... -
挫折したあなたへ 意外と簡単『ドグラ・マグラ』の読み方のコツを徹底解説
『ドグラ・マグラ(著・夢野久作)』、読書好きなら誰しも一度くらいは耳にしたことのあるタイトルでしょう。 しかし、興味はあるが手に取るのを躊躇している方、読んで... -
矛盾だらけだから愛おしい?『富嶽百景』のひねくれた男から見える人間らしさ
私たちは、なぜか自分の行動に一貫性を求め、過去の自分と矛盾する行動を嫌う。そして一度決めたことを覆してしまうと、「飽き性」「芯がない」と責めがちだ。けれど、... -
萩原朔太郎 猫を通じて描いた都会への恋慕と失望
【『猫町』と世田谷区代田】 『猫町』(1935年)は、萩原朔太郎(1886~1942年)の唯一の小説作品である。モルヒネ・コカイン中毒の主人公「私」が北越地方のKという温泉地... -
元風俗嬢の私がプレイ前におじさんから『サラダ記念日』をもらった話
※この記事は事実を元にしたフィクションです。 都内某所。ラブホテルの自動ドアをくぐり、受付に会釈をして部屋番号を伝える。エレベーターの中でキッチンタイマーを... -
不便だからこそ面白い 「不便な本屋」が仕掛ける、見知らぬ人との手紙交換に込めた思い
知りたいことがあれば一瞬で調べられる、遠く離れた家族や友人と無料で通話できる、スマホでポチると欲しいものが翌日に届く……一昔前からは考えられないほど、世の中は... -
良い短歌には生きるヒントがある 短歌入門書は人生哲学書でもあった
『はじめての短歌』という本をご存知だろうか。この本は、歌人である穂村弘が、「良い短歌を詠むにはどのような考え方や言葉選びをすればよいのか」をわかりやすく説明...