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文学フリマに未経験・知識ゼロで出店したら新たな世界を開拓できた話
「本、売ってみませんか?」 月に吠える通信編集長からの突然のお誘いメールに、戸惑い迷いました。本を売ると言っても、書店員になるわけではありません。同人誌の即売... -
大江健三郎が描く、知的障がい者の兄を持つきょうだいたちの「静かな生活」とは何か?
「LGBTは生産性がない」ある政治家はそう自論を展開した。神奈川県の障がい者福祉施設で無差別殺人を起こした犯人は、「意思疎通のとれない障がい者は生きる価値がない... -
就活に身が入らない…その理由をサルトル『嘔吐』から読み解いてみた
就活に対してどこか憂鬱さを感じている方がいたら、紹介したいのがサルトルの小説『嘔吐』です。 大学4年生の筆者は就活に対してどこか腑に落ちないところがあり、な... -
「木の根」がコンセプトのブックカフェ 倉庫に広がる”好きなものだらけ”の世界観
福岡の南、大牟田市の街中に、青い倉庫のような建物がたたずんでいます。そこは、人が絶えず出入りするtaramu books&café。暖簾をくぐり木戸を開けると、奥の部屋に... -
【1300年のお寺から学ぶ】無名の人に存在価値はあるのか
摂食障害をきっかけに、どうして人は悩み葛藤しながら生きるのか興味をもった私が、1300年の歴史を誇るお寺に勤めて学んだことを綴るエッセイです。今回は、「人の存在... -
【1300年のお寺から学ぶ】人はなぜ意味を求めるのか?ピカソの言葉と「諸行無常」から考えてみた
本堂に優しく流れ込んでくる柔らかな風、障子の隙間から差し込む温かい陽の光、遠くでザワザワと揺らめく青紅葉。 朝の本堂は、どうしてこんなにも心が落ち着くのでしょ... -
『明日、私は誰かのカノジョ』になぜ共感が集まるのか?女性限定読書会から見えてきた「地続きの世界」
読書会とは、本を通じた感想・意見交換を行う催しのこと。今回は人気コミック『明日、私は誰かのカノジョ(以下、明日カノ)』を課題本に、読書会を開催した。 『明日、... -
ヒップホップの歌詞で話題 独特な響きと思想をもつ「うちなーぐち」の魅力
ちゅーぬはなしやいっぺーうむっさん ゆったいぬまぶやーがくどぅちすんどー この文章、あなたには読めましたか?(正解は後ほど) これは沖縄出身の4人のラッパー(Aw... -
【インターン記者募集!】ライターや出版・メディア業界に興味がある方/未経験OK/居住地不問
本や出版、文学に関するさまざまな記事を発信しているWEBマガジン「月に吠える通信」では、インターン記者を募集しています。 記事は基本的に、記者が得意分野や好きな... -
文豪たちが通った離島に佇む、「文学」がコンセプトのゲストハウス
東京には11個もの離島があるのを知っていますか? その中でも、都内から一番近い距離にあり、竹芝港から高速船で最短1時間45分で行ける伊豆大島には、文学にゆかりのス...