【1/3】肩書きはアイドル?作家?テラスハウス元メンバー?いいえ、ちゃんもも◎!

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2014年末に処女作となる『イマドキ、明日が満たされるなんてありえない。だから、リスカの痕ダケ整形したら死ねると思ってた』を出版したちゃんもも◎さん。

 

人気番組「テラスハウス」に出演したことで一躍注目をあつめ、現在はアイドルグループ「バンドじゃないもん!」のメンバーとしても精力的に活動している。

 

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そんな彼女に話を聞こうと訪れたのは、渋谷駅から10分ほど歩いた閑静な住宅街にある「渋家(シブハウス)」。3階建ての一軒家には、アーティストや芸術家を目指す若者たちが多数共同生活を営んでおり、ちゃんもも◎さんもこちらで暮らしているメンバーのひとりだ。

 

渋家のリビングには背のたかい本棚がずらりとならび、ところせましと本がつめられている。ここは本当に2015年の渋谷なのか……? と、一瞬疑問を感じてしまうようなゆるい空気が流れるなか、インタビューがはじまった。

 

ヴィレッジヴァンガードに本が並ぶのが夢だった

 

—まず、こちらの処女作はタイトルがとても印象的ですよね。どういった意図でつけられたんでしょうか?

 

この本は、とくに中高生のわかい女の子たちに読んでほしかったんです。わたし自身、それぐらいの年齢の時期にはいろいろと翻弄されていたから、そういう子たちにストンと届けばいいなとおもってタイトルをつけました。

 


 

本の内容はポジティブだけど、タイトルには「リスカ」とか「整形」とかスキャンダルちっくなワードを入れて、ケータイ小説みたいなイメージで。ふだん本を読まない子でも最後までするする読めるように、本文も横書きにしてみるなど、工夫をこらしました。

 

 

—執筆のなかで、苦労したことはありましたか?

 

つらすぎて記憶から消していたようなことが多かったので、それを思い出しながら書くのが一番大変でしたね。

 

でも、書き上げるまではけっこう早かったです。3、4ヶ月くらいかな。ホテルに泊まって一日中書いたり、ファミレスで朝まで書いたりもしました。

 

もともと、若い女の子向けの雑誌でコラムなどを書いていたので、読者にしゃべりかけるようなやわらかい文章を書くことはそんなにむずかしくなかったです。

 

 

—ちゃんもも◎さんが本の世界に目覚めたのはいつごろですか?

 

いちばん最初に小説と出会ったのは、ヴィレッジヴァンガード(以下、ビレバン)でみつけた澁澤龍彦監修の短編集でした。そこから、夢野久作や坂口安吾とかも好きになって。そのころは絶賛中二病むきだしでしたね(笑)

 

小さかったころは、こわい本とかばっか読んでました。「エジプトのピラミッドの呪い」みたいなオカルトがちょー大好きで、絵本も本も読みあさってたし、テレビもオカルト系は全部録画して何回も見返してましたね。

 

最近のものだと、エンリケ・バリオスの『アミ 小さな宇宙人』が好きです。

 

 

—『イマドキ、明日が満たされるなんて~~』を出版するきっかけは、どのようなものだったんでしょうか?

 

テラハに出演したことで注目されて「出しませんか?」と声をかけられたんじゃなくて、自分から出版社に企画を出しました。ビレバンに自分の本が平置きされるのが、ずっと前からの夢だったんです。

 

 

次に書くなら“官能小説”!?「幅広い表現にチャレンジしたい」

 

—ちゃんもも◎さんはずっと作家をめざしていたんですよね。具体的にはいつごろからでしょうか?

 

19歳かな。それまでグラビアアイドルをやっていたけど、グラビアだと自分のやりたいことが伝えられなかったんです。表現方法を変えようとおもっていたときにちょうど渋家に入って、それでまわりからも影響をうけて作家をめざすようになりました。

 

そのときは、辛酸なめ子さんやみうらじゅんさんみたいになりたいな〜っておもってました。だから、「文章を書きたいから作家になりたい」というよりは、自分のやりたいことをかなえる中で、作家になるというのが一番理想に近かったんです。

 

 

—本を出版したことで、家族や身近な友人からの反応はいかがでしたか?

 

家族はすごくよろこんでくれました。本は一生のこるものだから。

 

両親の死など、悲しいこともいっぱいあったけど、この本が読者の若い女の子たちの力になっていたりだとか、そういうこともお姉ちゃんはすごくよろこんでくれましたね。家族の心の傷も一緒にいやされたとおもいますし、悲観的なままに終わらず、ぜんぶがいい結果になってよかったです。

 

渋家の子たちも、ももが前から作家になりたかったのを知ってたし、色々とサポートしてくれていたからみんなよろこんでくれました。

 

 

—今後の執筆予定はありますか?

 

まだ決まってはいないですけど、今度は小説を書きたいな。つぎは、官能小説を書きたいとおもってるんです。アイドルとオタクの官能小説!

 

アイドルの世界はわたしが知っている世界で一番リアリティがあるし、そういうのを書いたらみんなに夢をあたえられておもしろいんじゃないかとおもって。官能的な表現が自分にできるかはわからないですけどね(笑)。(取材&文 マナ・コノ)(その2に続く)

 

 

ちゃんもも◎オフィシャルブログ

http://ameblo.jp/chanmomochan10/

 

バンドじゃないもん!公式HP

https://banmon.jp/