【結果発表】オリジナル文壇カクテルのアイディア

 

プチ文壇バー月に吠えるで提供中のオリジナル文壇カクテル。現在は「印税生活」「締切前夜」「走れメロス」「バナナフィッシュにうってつけの日」の4種類ですが、もっと増やしたい! ということでアイディアの募集を行いました。

 

すると、なんと50以上もの応募をいただきました、本当にありがとうございました! 非常に悩ましかったのですが、最終的に9名のオリジナル文壇カクテルを採用させていただきました。審査基準として、「美味しそう」「見た目がキレイ」「アイディアがユニーク」「元となる作品が良い」などのほか、「現実的に提供可能か」という視点でも選ばせていただきました。

 

月に吠えるは狭いお店で、置けるお酒やトッピングやグラスが限られており、スタッフたちもプロのバーテンダーではありません。そのため、アイディアは素晴らしいけれど、現実的にメニューとして出すのは難しそう……ということで、泣く泣く選考外とさせていただいたご応募も多数ありました。本当に心苦しいのですが、何卒ご了承ください。

 

それでは、採用させていただいたオリジナル文壇カクテルを発表します!

※レシピはまだ秘密&アレンジ中のため、応募いただいた内容から、どんなカクテルかイメージできそうな部分を抜粋して紹介します。

 

目次

新オリジナル文壇カクテルの発表

 

銀河鉄道の夜

応募者:Sさん

 

タイトルにもあるように、夜をイメージしたカクテルです。作者である宮沢賢治の出身は岩手県で冬の寒さはとても厳しいものです。作品「銀河鉄道の夜」は夏の話ではありますが、作品に漂う別れの寂しさには冬のキリリとした冷たさを彷彿とさせます。キリッとした味わいながら華やかな香りのカクテルを目指しました。

 

応募者:Kさん

 

鮮やかな夜空と、輝く綺麗な星々を表現しました。

 

※『銀河鉄道の夜』は複数名から応募があり、そのうち2名のアイディアを採用させていただきました

 

薬指の標本

応募者:Sさん

 

『薬指の標本』では、主人公の働いていたサイダーの工場で、主人公は機械に誤って薬指の一部を噛まれ(?)、サイダーの中に入ってしまったとあります。この光景をイメージしています。

また、主人公がその後に働いている標本屋さんには、色々なお客さんの色々な思い出を標本にしたものが沢山保管してあります。その思い出たちのように、キラキラしていて爽やかな雰囲気のお飲み物になるよう想像してみました。

 

細雪

応募者:Sさん

 

作品に登場する4姉妹をイメージし、タイトルの細雪も表現しています。

 

斜陽

応募者:Sさん

 

元々貴族であった母、かず子、直治の輝きと陽のイメージを示し、陽が傾いてゆく、没落した貴族一家の儚さを示す。「人間は恋と革命のために生まれてきたのだ」という名言をイメージさせられると良い。

 

みだれ髪

応募者:Sさん

 

与謝野晶子のみだれ髪をイメージしました。どことなく官能的な雰囲気、冷たい女心、恋に沈むようなイメージにしました。

 

酔いどれ船

応募者:C.Iさん

 

フランスの詩人、アルチュール・ランボーの代表的な詩、「酔いどれ船」をモチーフにしたカクテルです。「龍骨よ、千々に碎けよ、われは海に死なむ。」(上田敏の訳)と叫んで、酔いどれて海に沈んでいく様を味わえます。

 

死後の恋

応募者:Sさん

 

夢野久作の短編『死後の恋』からインスピレーションを得ました。リヤトニコフの血と、彼の持っていた宝石を思わせるカクテルです。

 

極道入稿

応募者:Gさん

 

印刷会社様でデータを刷っていただく際、割増料金になる代わりに超特急で仕上げていただける締切破り救済サービスが存在します。部数によっては先方に恐ろしい負担がかかるのでスラングで『極道入稿』と言われています。締切前限界作家の欲望詰め合わせセットのお酒を同居人が見かねて作ってくれたという体裁です。

 

以上です! 新カクテルの提供開始時期や、レギュラーメニューもしくは期間限定メニューにするか、などはまだ未定のため、追って発表いたします。楽しみにお待ちください!

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