美しい、インパクト大、仕掛け満載…装丁が素敵な本をひたすら集めてみた

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何この発想!?趣向の凝らされた装丁

 

最後にご紹介したいのが、思わず感嘆してしまうほど趣向の凝らされた装丁を持つ本たちだ。例えば『舟を編む(光文社)著・三浦しをん』はただ美しい見た目と思うことなかれ、なんと作中とリンクしているのだ。実際に読了してみないとわからない仕掛けに気づいたときのワクワク感といったらない。

 

 

ほかにも外装自体にトリックが隠されているものや、カバーの内と外で印象が大きく異なるものなど、もはやただのカバーとは呼べないほどに数々の工夫がなされているのだ。こうしたバラエティに富んだ遊び心もまた、装丁の数多い魅力のひとつではないだろうか。こちらも一覧を紹介する。

 

『生者と死者(新潮社)』著・泡坂妻夫

 

『競売ナンバー49の叫び(新潮社)』著・トマス・ピンチョン

 

『漱石 心 (祖父江慎ブックデザイン)(岩波書店)』著・夏目漱石

 

『はてしない物語(岩波書店)』著・ミヒャエル・エンデ

 

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