『第一回 家賃が高い!文学賞』開催のお知らせ

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1980年代後半、日本中が好景気に沸いた。いわゆるバブルである。土地や不動産などの価格が上昇し続け、企業や投資家はこぞって投資を行った。そして幻想は弾けた。その後、日本経済がどうなったかは、ご存じの通りである。

 

時は流れ2010年代、新宿ゴールデン街は、世界中から人々が訪れる人気観光地になった。それに伴い、地価も高騰している。本WEBマガジンを運営する「プチ文壇バー 月に吠える」も例外ではない。2012年の開店時は、家賃が約18万円だったが、2018年には「これから更新のたびに10%上げる」と通達され約20万円に。来たる2020年の更新時には、敷金を50万円追加するようにも言われている。

 

この状況でお店を維持するには、値上げをせざるを得ない。ただそうすると、商売で大事な「三方よし(自分、お客様、大家)」が維持できなくなる。

 

悩ましいが、市場の原理なので致し方ないことである。決して誰かを凶弾したり、グチったりしたいわけではない。すべきことは現実と向き合い、いろいろな方の声や助言に耳を傾け、最適な道を選択し、前へ進んでいくことだけだと思っている。

 

ただこれは、月に吠えるだけの問題ではない。新宿ゴールデン街にはほかにも、家賃高騰に伴い、継続が困難となり、閉店していったお店が多数ある。現在進行形でも、家賃の値上げが経営を圧迫し、継続するかどうか悩んでいるという店主の声を耳にする。

 

繰り返すが、資本主義のなか、これは致し方ないことである。ただ、ゴールデン街を愛する人、ゴールデン街が気になっている人、行ってみたい人、たくさんの思い出がある方などに、少しでも”街の今”を知っていただきたく、このような企画の開催に至った。

 

以下、詳細を確認のうえ、ぜひ積極的にご応募いただきたい。シェアしていただくだけでも大歓迎である。(文・コエヌマカズユキ)

 

第1回 家賃が高い!文学賞

 

募集内容

物件の種類・業態を問わず「家賃が高くなった」「家賃を上げると通告された」もしくは「家賃を高くした」「家賃を上げると通告した」という場面もしくは設定が作中で使われている小説

 

応募資格

不問

 

枚数

400字詰め原稿用紙換算2~5枚程度

 

賞金

優秀賞(1作) 5000円

特別賞(3作)不動産にちなんだ何か

 

締め切り

2020年2月29日(土)

 

審査員

月に吠える店主(コエヌマカズユキ)

 

応募方法

テキストかWord形式で、電子メールにて応募ください(書式不問)

※名前(ペンネーム可)、電話番号を明記

 

応募先

yachinup_bungaku★yahoo.co.jp

※★を@に変更ください

 

結果発表

2020年3月末ごろまでに入選者に通知とともに本サイトで発表

 

著作権について

応募作品の権利は著者に帰属するが、入賞作品は本サイトでの掲載を許可するものとする

 

主催 

プチ文壇バー 月に吠える