世界で一番海に近い古本市「海辺の本市2015」が、5月16日(土)に神奈川県・葉山で開催される。
同イベントは、本の愛好家たちが思い思いの本を持ち寄って、1日だけ本屋になる古本市だ。「 葉山芸術祭」の協力企画として、2011年にスタートした。 会場は一色海岸のすぐそばにある、古民家を改装した「ミユキハウス」。
ビート文学、自然、環境、アウトドアなどの本を扱う「Be at booksellers」、店主が鎌倉歴史ガイドでもある「海小屋」、アンティーク収集家の店主が古本以外のアイテムも出品予定の「どーぐどー」、絵本を中心に扱う「うらら屋」など、個性豊かな17店舗が出店予定となっている。
また遊び心のある企画として、各店舗で「古本市に何度出しても売れなかった本」、あるいは「売りたくない本」を出品する「絶対売れない(売らない?)本コーナー」も設けられる予定。
本を愛する出店者たちがどのような本を持ち寄るのか、本当に売れない(売らない)のか、気になるところだ。
会場では、海に棲む生物の絵を半紙に筆で描き、鳥獣戯画の海版を作るワークショップ「海辺の魚介戯画」も同時開催される。
避暑地として人気の葉山で、古本やアートに触れながら、一足早い夏を楽しむのはいかがだろう?(文・コエヌマカズユキ)
目次
葉山芸術祭参加企画『海辺の本市2015』
日時:5月16日 (土)11:00~16:00
会場:「ミユキハウス」 神奈川県葉山町一色2027
WEBサイト:http://www.kanshin.jp/hayama-artfes/?mode=keyword&id=1003683
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