【後編】『月に吠えらんねえ』清家雪子先生も登場!石川近代文学館「うたえ!□街の住人たち」

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※前回の記事はコチラ

 

サイン会&トークイベント当日は朝から快晴。石川近代文学館には朝早くからたくさんのファンが集まった。

 

参加者は学芸員さんから受付でオリジナルの整理券と封筒を受け取る。中には白い紙が封入してあり、なんと清家先生ご本人が宛名と好きなキャラを描いていただけるとのこと!

 

控室に移動したファンの皆さんは、この「指示書(※)」に思い思いのキャラクターを記入したり、4巻を読んだりしながら、清家さんとお会いできる時間を待つことに。

 

清家先生の登場にファンは涙、涙!

 

なんとも言えない緊張感に包まれている控室。開始時間が近付き、整理番号の早い方から順番にサイン会会場に移動する。会場内には15名ほどが待機している状態。緊張感が高まる中、Oさんの「リラックスしてくださいね その姿は、病院の待合室で「怖がらないでいいんだよー」とリラックスさせてくれる看護師さんのよう。

 

しばらく待機し、時刻はサイン会開始時間に。そしてついに、お待ちかねの清家先生ご登場! 鮮やかなソライロのお着物に惚れ惚れします。(アシスタント様も橙色のお着物! 素敵!)

 

感動して涙するファンの方も。記念すべき一人目の単行本にイラストを描く先生の姿を見て、「清家先生はPC作画のため生原稿は存在しない」というお話を思い出す。清家先生がペンで紙にを描いていらっしゃる、というのは本当に貴重な瞬間だなあと静かに感動。

 

憧れの清家先生を目の前にして会場の緊張は最高潮のはず。ですが、清家先生の柔らかな笑顔と優しい声に会場の空気はあたたかいものに。清家先生、すごい…!

 

印象的だったのは、本当に一人一人に丁寧に対応されていたこと。一人一人とお話ししながらイラストとサインを書いていただける贅沢な時間。私が100人にサインとイラストを描くなんてなったらあんなに丁寧に対応できる自信!? ありません!! というくらい(そんな機会は金輪際ないです)。

 

白さんをリクエストされると、

「白さん!描けるかなぁ~」

 

書き終えた後に

「よっしゃ!」とガッツポーズするお茶目な一面も。

 

「汚い朔くん」(!?)をリクエストした方がいれば、それを受けて「綺麗な朔くん」(!?)をリクエストするといったお客さん同士の連携が生まれる場面も。アドリブ力、高い……!

 

清家先生を実際に目にしたファンの方に感想を伺うと、「神々しい」というお声が。その反応に筆者も納得。白さんに代表される品のある言い回しとか口説き文句ってどうやったら出てくるんだろう……とずっと気になっていたのだが、作者さまの物腰の柔らかさを目にすると納得がいく(作者と作品は安易に結びつけるものではないと思いながらも)。

 

※装丁家の芥陽子先生が「エロくてひどい白さん」という「指示書」を提出したことが話題に。 ちなみに筆者は「色っぽい白さん」と記入していたので一方的に芥先生に親近感を抱きました。