不思議な言葉からストーリーが生まれる 新世代ショートショートの旗手・田丸雅智さんワークショップ

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田丸さん(中央)と参加者の皆さん

 

2月24日、ショートショート作家の田丸雅智さん(※)による一日店長イベントが、「ネコ文壇バー月に吠える」で開催されました。

※田丸さんについてはこちらの記事を参照ください

 

当日はショートショート(以下SS)の書き方ワークショップも開かれ、お客さんは田丸さんお手製のワークシートを基にSS創作にチャレンジ。

 

学校や本屋さんで定期的に開講されており、毎回好評を博しているこのワークショップ。田丸さんの講座をよく受けているリピーターの方に加え、初めて挑戦する人も来てくれました。お酒を飲んでお客さんも気分が良くなってきたところで、いよいよスタート。皆さんグラスを片手に、SSの世界へ入っていきました。

 

目次

まずは不思議な言葉を作ってみよう

 

今日のワークショップは、変則バージョンで進めますと田丸さん。「いつもは一人でアイディアを出してもらいますが、今日はグループで考えてもらいましょう」とのこと。そこで4人のグループに密着してみました。

 

ワークシートにしたがって、まず、一人が名詞を3つ挙げます。Aさんが挙げたのは「新宿」、「徹夜」、「立ち飲み」。その3つの中から「新宿」をピックアップし、連想する言葉を他の参加者の方に出してもらいます。

 

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Bさんは「キャバクラ」Cさんは「老舗デパート」、Dさんは「ゴールデン街」とのこと。それを受けて、「では、『キャバクラ』『老舗デパート』『ゴールデン街』と、『新宿』『徹夜』『立ち飲み』をどれか組み合わせて、皆さんで不思議な言葉を作ってください」と田丸さん。

 

Dさんが出したアイディアは「「ゴールデン立ち飲み」。これには田丸さんもにっこり。「いいですね。では「ゴールデン立ち飲み」を、②のワークシートの「選んだ言葉」に書いて下さい」と次のステップに進みます。

 

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